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Today's MV : Jay Rock, Kendrick Lamar, Future, James Blake - King's Dead

久々の本日のMVは、大ヒットした『ブラック・パンサー』サントラから、ケンドリック・ラマー、ジェイ・ロック、フューチャー揃い踏み、ジェイムス・ブレイクがトラックを手掛けた?「King's Dead」。
あまりのカッコよさ、映像の見事さに言葉を失う。フューチャーのフロウ怪人ぶり!

前半のズームイン/アウトの手際の良さ、長回しをやるとこ、カットを割るとこの上手さはSZAの「The Weekend」にも感じたこと。
後半パート、交差点で加速度的にまくしたてるケンドリックもカッコよすぎる。

ケンドリック・ラマー、来日するんだよなあ。観たいなあ。
 

Black Panther: The Album

Black Panther: The Album

 

『赤い影』過去記事――不気味な予兆と暗示に満ちたスリラーの名作

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スリー・ビルボード』でさりげなく使われていたこともあり、最近『赤い影』のことを目にすることが多いので過去記事掘り起こしました。
読み返すと、またぜひ観たいと思う傑作。

スリー・ビルボード』に限らず色んな作品に影響を与えているとのこと。

ichijyo-cinema.com

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TSUTAYAで「100人の映画通が選んだ本当に面白い映画」 という企画がやっている。
こういうのは大抵見たことあるような定番ものや、単館系の「そりゃ知らねえよ」っていうものが面陳されていることが多いんだけど、見てもらえば分かるがこの企画は違った。

ビリー・ワイルダーの『情婦』とか鉄板ものもあるんだけど、「名前知ってるけどこれ面白いんだ」「こんな映画があるんだ」と、新鮮な驚きに満ちたラインナップで構成されている。
しかも、どれも「大人の鑑賞に耐えうる」と謳ってるだけあって渋くて良質そうな作品ばかり。


ということで借りてみたのが、デヴィッド・ボウイ主演『地球に落ちてきた男』のニコラス・ローグが監督、名優ドナルド・サザーランド主演のイギリス製スリラー、『赤い影』。
カットバックを大胆に使った冒頭を見ただけで「あぁこいつは天才だ」と思わずにはいられなかった。

 


幼い娘を水難で喪った夫婦が、考古学者の夫の仕事で訪れた「水の都」ヴェネツィアである姉妹に会う。
全盲の妹は霊感を持っていて、「あなたたちの間にずっと女の子がいて、微笑んでいる」と告げ、さらに妻に警告を加えるのだが――というのがあらすじ。

光都市というより、滅びゆく水の都として不穏な心を掻き立てるヴェネツィアの街の中で、とにかく全編不気味な予兆と暗示に満ちたショットが効果的に繰り出されていく。
水、鏡、目、死、そして時折フレーミングされる、赤い影――途中から、一つ一つのショットが何かを指し示しているんじゃないかと食い気味に見てしまうような、スリラーの醍醐味、いや、映画の醍醐味とも言っていい体験を味わえる映画だ。
「恐怖そのもの」よりも、イメージの増幅によってじわじわ恐怖が倍加させられたのは『シャイニング』以来かもしれない。
 
当時としては凝ったフラッシュバックやカットバックを多用している本作だけれど、特に目を引いたのが、『トリコロール/赤の愛』 のように時間軸というより「時空を超えたあるカット」を挿み込むことで物語のテンポを加速させ、運命論的終息へと結びつけることに成功していること。これがまた憎いほど巧い!

ラストは「えー(笑)、うわ、これはねえだろ!」と人によってはあっけにとられるか、怒るかもしれないぐらいのものではあるんだけど、ここも物語が一気に収斂される見事なフラッシュバックにみんな溜飲が下がるはず。

その他、当時物議を醸したとの濃厚なベッドシーン(でもエロくはない。ここも身支度をするシーンとのスムースなカットバック!)や、本作後デ・パルマ作品で名を上げたピノ・ドナッジオによる、哀しみと不安をひたすら煽る音楽も素晴らしい。70年代はまだまだ良作が埋もれていると痛感。

2017年ドラマツイートまとめ

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2017年振り返り企画、3月も半ばでようやく完了……最後はドラマものです。
ウォーキング・デッド』を追うのに精いっぱいだったところから、昨年から通勤の往復でNetflixを適度に浴びる日々。

2時間の映画に対し1話1時間で何シーズンにもわたるドラマを見るのは大変なんだけど、もはや映画館で映画を観る意義は?と言わんばかりのクオリティ。
登場人物を丁寧に、多面的に、長く描くことで、映画での直線的な登場人物の描かれ方に不満を抱いてしまうことも。
派手なアクションすら映画レベル、いや映画をも凌駕していることもある。
 
Netflixは映像コンテンツに関わる産業構造そのものも変えてしまっている。アメリカではNetflixが巨大映画会社ばりに制作費を突っ込み、国内ではあのTSUTAYAが相次いで閉店している。その力の源泉はすべてコンテンツそのものにあるのだ。

 

ウォーキング・デッド

ブレイキング・バッド』→『ベター・コール・ソウル』
『アメリカン・クライム・ストーリー』


『ナルコス』

 

世にも奇妙な物語』秋の特別編
『マインドハンター』


その他

 

 

夢

 

 『ウォーキング・デッド』、Amazonでも有料ながらすぐ見られるのか。Huluなら定額なんだろうけど。

  

2017年テレビツイートまとめ

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このブログを始めた時、テレビのことをもっと気軽に書いていきたいと思っていたものの、これまで書いたのはわずか5本。たいていはツイッターで済ませているのが現状だった。
なので、逆にツイートをまとめることで、2017年に見てきたテレビを振り返りたいと思います。

振り返ってみて思うのは、志高くぶちまけたものの、基本的にはレコーダーで予め予約した番組を見るので精一杯だし、それすら満足に見ることができていない現実……。

マツコ関連

『かりそめ天国』、序盤こそ迷走を続けたものの、その後は千代丸たんのコーナーとかで持ち直し、最近は欲望シリーズとか、ずん飯尾のキャバクラ巡り、内間がアイドルを変態的に追いかけ回す全力坂など、トーク以外も結構面白くなってる。

 

クレイジージャーニー


水曜日のダウンタウン


関ジャム

 

ナスD

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クローズアップ現代
CM
その他

2017年観た映画レビュー その3

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やっつけ企画、2017年観た映画振り返り。
最後は劇場で比較的観て、比較的その場でブログが書ける状況でした。
家ではほとんどNetflixでドラマ三昧という感じ。

 

アウトレイジ最終章』

 

彼女がその名を知らない鳥たち

 

ゲット・アウト

 

ブレードランナー』ディレクターズ・カット版

ブレードランナー2049』

 

スター・ウォーズ/最後のジェダイ

 

次はドラマやTVも振り返っておこうと思います。
 

ゲット・アウト(字幕版)
 
彼女がその名を知らない鳥たち 特別版 [Blu-ray]