『クレイジージャーニー』を観て思い出したボディサスペンション映画
毎週「世界は広い」「そんな広い世界に突っ込んでいく酔狂な人がいる」を見せてくれる『クレイジージャーニー』。
雪山とか登ったり疾走しちゃうようなエクストリームアスリートもの以外は面白い。
写真のこの人を予告で観て久々に警戒したのが「ボディサスペンション」の回。
身体改造の一環というか、カウンターカルチャーとしての「ボディサスペンション」イベントを紹介していた。
地上波ではお目にかかれない残酷世界が広がるかと思いきや、健全というと語弊があるが、イベントはちゃんと運営されているし、向き合ってる人たちにも目的意識があり、カウンターカルチャーとメディテーションが一体になったような世界で、「接合部」以外は受け入れられた。
ちなみにこれを観て思い出した「ボディサスペンション」映画といえば……
ウガンダ大統領アミンを描いた映画で、個人的には結構トラウマもの。
ここで描かれるアフリカのうだるようなグルーヴ、独裁者の猜疑心と暴政は、実録ものでいうと最近はパブロ・エスコバルを描いた『ナルコス』を観た時にも思い出した。
クライマックスでアミンを裏切った主人公がやられるのがボディサスペンション……当時はむちゃえげつないと思いましたよ。
装置の原理は『クレイジージャーニー』で観たやつと変わりませんし、皮がちぎれないのもリアル。
『悪魔のいけにえ』
元祖「ボディサスペンション」?といえばこれ。この吊り方だと死んじゃうので趣旨違いますが。
『ヘル・レイザー』
身体改造のパイオニア?
顔面サスペンションシーンがありますが、グロ過ぎて載せるのやめました。