2017年観た映画レビュー その2
やっつけ企画、2017年観た映画振り返り。
今回は8~10月に観た映画たちです。
予告編も貼っていれば、Amazonビデオへの接続もばっちり(最近の映画はほぼAmazonでさくっと観られるということか! そりゃあTSUTAYAは潰れる)ということで、かなり気の利いたリンクにはなっているかと思います!
『素晴らしき映画音楽たち』
WOWOWでやってた「素晴らしき映画音楽たち」面白かった。泣きのモリコーネ、どこか不穏なハーマン、聴くだけで誰もがテンション上がる帝王ジョン・ウィリアムズ、重厚でパーカッシブなハンス・ジマー。彼らの功績はそのまま映画史そのもの。
— moviestorage (@moviestorages) 2017年8月8日
「素晴らしき映画音楽たち」。で、トレント・レズナーがそんな巨匠に混じって新たな流れと位置付けられてて、「ソーシャル・ネットワーク」を「セクシーさのかけらもない題材」って言ってるのに笑った。
— moviestorage (@moviestorages) 2017年8月8日
『SCOOP!』
去年劇場で観られなかった福山×大根仁『SCOOP!』を観た。『ナイトクローラー』のようにクソ中のクソにはならなかったが、下ネタが常用語で乳揉んで、ラジオで出していたノリに近い福山がとても良かった。終始大根印のノリを楽しんでたら性急な展開に見舞われるも、キャパの写真が良い伏線に。
— moviestorage (@moviestorages) 2017年9月10日
『ダンケルク』
『戦争のはらわた』
今少し話題になってる『戦争のはらわた』を観た。独ソ戦をアメリカ人が、英語で演じるという、今からしてもかなり奇異な設定で描かれた、ペキンパー唯一の戦争映画。
— moviestorage (@moviestorages) 2017年9月14日
帰るところなど無く、信じるものなど自分以外に無い。戦場に生き、戦場に散る漢の中の漢をジェームズ・コバーンが熱演している。
戦争そのものの悲惨さは、ペキンパーゆえ戦争のアクションとしての迫力に転化されてるような気がするが(さすがに『ダンケルク』観た後だと…なんだが、カット割りが天才的なのでヤバい)、臭みのあるシュトランスキーのようなエゴイストへの嫌悪、それが戦場を汚していることへの怒りが充満している。
— moviestorage (@moviestorages) 2017年9月14日
『ハングオーバー』をいきなり3から観たんだが、まあ面白かったけど酔っ払ってないし、意外とシリアスだったシーンもありで、求めてた雰囲気とも違ったかな。NINの「Hurt」をクソいじってたのが一番おもろかった。
— moviestorage (@moviestorages) 2017年9月17日
『her』
スパイク・ジョーンズ『her』を今更観た。AIと人間の恋、近い将来に実現するだろうな。CGとかラブドールとか、「具体」が無かったことが逆にリアルに思えたし、入り込めた。ホイテマの撮った映像も、近未来も、アーケード・ファイアやカレンOが作ったスコアも、温かみがあって素晴らしい。
— moviestorage (@moviestorages) 2017年9月18日
劇場で観ていれば『エターナル・サンシャイン』レベルの感動を味わったはずなので、ちゃんと書きたかった……。
折りたたみスマホはもうすぐ実用化されそう。必要なのかはさておき。
『新感染』
ようやく「新感染」観てきた!「カサンドラ・クロス」以来の鉄道パンデミックの傑作! そして「ワールド・ウォーZ」以来のアグレッシブゾンビ!「そして父になる」ダメ父をはじめ、絵に描いたように分かりやすいキャラ設定は、この高速ストーリーには必須なのです。最後のロメロオマージュも最高。
— moviestorage (@moviestorages) 2017年9月18日
『エイリアン:コヴェナント』
深夜の『エイリアン:コヴェナント』。リドリー・スコット、思索の果ての力作だが、『プロメテウス』の記憶が薄いのでちょっと自分の中で咀嚼できてない。主人公の戦闘能力が高く、エイリアンとの死闘はあくまでおまけ。『T2』のようでもあり、『2001年』とは違うが生命は悪しき進化を遂げる。
— moviestorage (@moviestorages) 2017年9月29日
終電後のド深夜に観たファスベンダー劇場。ダメな所めちゃ多いんだけど結構好き。
おかげで『プロメテウス』すら観直したくなった。