2017年ドラマツイートまとめ
2017年振り返り企画、3月も半ばでようやく完了……最後はドラマものです。
『ウォーキング・デッド』を追うのに精いっぱいだったところから、昨年から通勤の往復でNetflixを適度に浴びる日々。
2時間の映画に対し1話1時間で何シーズンにもわたるドラマを見るのは大変なんだけど、もはや映画館で映画を観る意義は?と言わんばかりのクオリティ。
登場人物を丁寧に、多面的に、長く描くことで、映画での直線的な登場人物の描かれ方に不満を抱いてしまうことも。
派手なアクションすら映画レベル、いや映画をも凌駕していることもある。
Netflixは映像コンテンツに関わる産業構造そのものも変えてしまっている。アメリカではNetflixが巨大映画会社ばりに制作費を突っ込み、国内ではあのTSUTAYAが相次いで閉店している。その力の源泉はすべてコンテンツそのものにあるのだ。
『ウォーキング・デッド』
『ウォーキング・デッド』シーズン7、14話で16話の悲劇が見え、15話でその具体が原作通りだと確信。そして希望も。「『生きていれば』利用される」ーーこれがシニカルに響きそう。
— moviestorage (@moviestorages) 2017年3月27日
遅ればせながら「ウォーキング・デッド」シーズン7最終回。「『生きていれば』利用される」が原作よりも劇的なアレンジで繰り出された。刑務所の時と比べ戦闘はごちゃごちゃし過ぎててアガらなかった。にしてもニーガン役ジェフリー・ディーン・モーガン、映像史に残る名悪役ぶり! 恐怖とユーモア。
— moviestorage (@moviestorages) 2017年4月4日
「ウォーキング・デッド」のヒース役の人、「24レガシー」の主演だったのか! 言われてみればだが、外見違い過ぎて気付かず。原作と比べヒースの存在感無かったしね。https://t.co/cBC0ydkrS5 pic.twitter.com/UCQZoRp1IM
— moviestorage (@moviestorages) 2017年4月5日
『ウォーキング・デッド』シーズン8始まった。重要なエピソードは時間軸が前後することがあったが、もはや時間軸なのか妄想なのかよく分からない上にその説明すらなされない感じに……。戦闘(戦争)シーンはさすがの出来だが、ニーガンとリック、あんだけ離れてるんだから拡声器とかで話さないと……
— moviestorage (@moviestorages) 2017年10月23日
『ウォーキング・デッド』S8E2。一話丸々多元中継でゾンビそっちのけ全面戦争。こいつらに弾切れは無いのか! モーガンのメンヘラアサシンぶりが久々に炸裂!
— moviestorage (@moviestorages) 2017年10月30日
『ウォーキング・デッド』シーズン8前半終了! 救世主たちの逆襲は原作通り進むも、振り返れば伏線が張られてたとはいえまさかの展開。でも、物語時間との乖離は凄まじかったからなあ……ほとんどのシーンが真っ暗闇。
— moviestorage (@moviestorages) 2017年12月12日
誰も待ってないと思うけど、『24レガシー』が打ち切りになったヒース、どこ行った
『ウォーキング・デッド』S8E4、王国軍の玉砕からのリック&ダリルによる超胸熱なカーチェイス、そして哀しい別れという激烈な展開! 王国軍の末路は原作通りではあるものの、理想に燃えた戦前シーンとの交錯が痛ましい。人は求められる存在になろうとする社会的な生き物である……
— moviestorage (@moviestorages) 2017年11月16日
『ウォーキング・デッド』シーズン8。5話は前話で最強のバディぶりを見せつけたリック&ダリルの間抜けなシーンもありつつ、ゲイブリエル&ニーガンというまさかのバディも成立してしまった……
— moviestorage (@moviestorages) 2017年11月21日
『ウォーキング・デッド』シーズン8第6話、うーん、最近あまりにも都合の良い、コントみたいなバトルが多いような……。リックが油売ってるせいで色々足並み乱れてる感じが今後の悲惨な攻防を招くような気がしてならない。
— moviestorage (@moviestorages) 2017年11月27日
『ブレイキング・バッド』→『ベター・コール・ソウル』
『ブレイキング・バッド』も残りファイナルシーズンの後半だけになってしまった……『ハウス・オブ・カード』のシーズン5に行く前に『ベター・コール・ソウル』に流れそうな勢い。
— moviestorage (@moviestorages) 2017年6月19日
当初の目的は彼方に消え、大事にしていたものはとうに失い、善のための悪のはずが悪そのものが目的になり、悪を維持するために悪を重ね、もはや金などどうでもよく……『ブレイキング・バッド』は急速に「成れの果て」を凄まじい演出で見せつけてくれた。
— moviestorage (@moviestorages) 2017年6月19日
『ブレイキング・バッド』、完走。やるべきことをやった、あまりにも見事なラスト。なんか、『ゴッドファーザーPARTIII』のさらにその先を見たような気分。ウォルターとジェシーの愛憎にケリがついたのも良かった。まだ整理ついてないままに『ベター・コール・ソウル』へ行こうかと思う。
— moviestorage (@moviestorages) 2017年6月24日
『ベター・コール・ソウル』シーズン1、ようやく完走。ソウルの「その後」の人生から回想する形で、ウォルターと出会う前のジミーやマイクがアルバカーキに根を下ろす様が描かれる。序盤の展開からして、兄との確執が大きなテーマになろうとは思ってなかった。
— moviestorage (@moviestorages) 2017年8月18日
『アメリカン・クライム・ストーリー』
『アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件』折り返しまで来たが面白い。OJとあの「カーダシアン」以外、弁護側も検察も思惑の元に集まり、メディアに翻弄されながら本人とは異なるOJを作り上げていく。人種差別、性差別、メディアの在り方、すべてが現在のアメリカを映し出す。
— moviestorage (@moviestorages) 2017年8月29日
『アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件』、興味深いのはOJはメンタル不安定なセレブで、それを真っ当に見えるようにプロデュースしていく弁護士コクランの手腕(笑)。あと最初似てる人だと思ったトラボルタとか女性検事とか、出てくる奴ほとんど鼻持ちならない見事な演技。
— moviestorage (@moviestorages) 2017年8月29日
『ナルコス』
『ナルコス』とうとう見始めた。第1話だけでお腹いっぱいなくらい凄い。なんだろう、オールロケ、現地語、欧米人が水先案内人として恐怖の地に踏み入れる感じは、『ラストキング・オブ・スコットランド』におけるウガンダの、かつ70〜80年代のうだるようなグルーヴがある。
— moviestorage (@moviestorages) 2017年9月27日
『ナルコス』、遅ればせながらシーズン1終了。エスコバルの時代について断片的にしか知らなかったけど、常に恐怖と無法に支配された、まさに修羅の国コロンビア。『ブレイキング・バッド』の警察にバレるバレないがかわいく思える地獄。オールコロンビアロケとスペイン語がガチの実録感を生んでいた。
— moviestorage (@moviestorages) 2017年10月31日
『ナルコス』シーズン2終了。エスコバルがヴィト・コルレオーネに見えるほど、巨大組織の終わりを重厚かつじわじわと描き切った。善の論理も悪の論理も、善と悪が混ざり合った論理も、すべて描かれた。されど、密売人がいる限りこの大河ドラマは続く……
— moviestorage (@moviestorages) 2017年11月27日
『ナルコス』シーズン3。エスコバルの不在でやはり瞼が重くなりがちだったんだけど、ヒルベルトの逮捕で俄然血生臭くなってきた。
— moviestorage (@moviestorages) 2017年12月3日
『ナルコス』シーズン3、後半は一気に、夢中で駆け抜けた。最終回の一掃し過ぎな畳み掛けで、いかにカリカルテルに馴染んだか分かった。そして、ロケハンスタッフが殺されるほどヤバいメキシコ編へ……個人的にはナベガンテ押しだったんだが……
— moviestorage (@moviestorages) 2017年12月7日
コロンビア行ってみたい。
『世にも奇妙な物語』秋の特別編
「世にも」、「フリースタイル母ちゃん」目当てに見たけど、急に安いPOVホラーで「ががばば」のことを初めて知った。面白い試み。
— moviestorage (@moviestorages) 2017年10月14日
「フリースタイル母ちゃん」は「フリースタイルバトル」を母子の衝突と和解に援用した、いかにも「世にも」らしい現代批評でした。 #世にも奇妙な物語
— moviestorage (@moviestorages) 2017年10月14日
手塚治虫の「夜の声」の実写化。藤原竜也の演技はさすがなんだけど、原作による設定の強度に対して演出や展開が性急過ぎて……偽りの自分が愛され、本当の自分が完全敗北する悲劇。 #世にも奇妙な物語
— moviestorage (@moviestorages) 2017年10月14日
『マインドハンター』
『マインドハンター』終了。70年代プロファイリング黎明期を描いたサイコサスペンス。誰もが「分からない」「分かりたくない」ことにのめり込んで行ったら、自らもサイコパスと同じ沼にはまってしまい…という『ゾディアック』の世界観に『羊たちの沈黙』の設定を掛け合わせたような内容だった。
— moviestorage (@moviestorages) 2017年11月15日
『マインドハンター』はバディものでもあるけど、サイコパスから聴取するにつれ、ビルは家庭の問題と重なり恐怖と疲労が重なり、ホールデンはプロファイリングに手ごたえを得て異常な自信をつけて行くが、ホールデンのその姿は、まさに『ソーシャル・ネットワーク』のザッカーバーグと重なる。
— moviestorage (@moviestorages) 2017年11月15日
最も遠いと思われたサイコパスと心を通わせる一方、目の前の恋人や同僚とは上手く行かない。世界中の誰とも繋がることのできるシステムを構築したのに、好きな女の子とは「友達」になれない。『マインドハンター』は、そんな本末転倒というか、コミュニケーションの歪さこそが人間らしいと思わせる。
— moviestorage (@moviestorages) 2017年11月15日
その他
『踊る大捜査線』を半沢汁に漬けこんだ『小さな巨人』。ほっといてもいいけどついつい顔面相撲が気になって今日も見てしまっている……。あの背景ぼかした強烈クロースアップ、舞台ばりのオーバーアクト、分かりやすい復讐劇は病みつきになるんだよなあ……
— moviestorage (@moviestorages) 2017年4月23日
NHKで『ブランケットキャッツ』という、西島秀俊×猫という一定の層が確実にロックオンされそうなドラマがやってた。重松清なので物語はしっかりしてます。https://t.co/8J23s6nUgY
— moviestorage (@moviestorages) 2017年7月1日
「深夜食堂」以降の深夜ドラマといった風合いの「居酒屋ふじ」、ついつい観てしまう。大森南朋の立ち位置が役得過ぎ。
— moviestorage (@moviestorages) 2017年7月23日
「コウノドリ」で軽薄リーマン×ナオトインティライミのマリアージュ。
— moviestorage (@moviestorages) 2017年10月13日
ナショジオでやってる、イラク戦争を舞台にしたドラマ『ロング・ロード・ホーム』第1話を見た。映画と見紛う作りは素晴らしいものの、『ハート・ロッカー』『アメリカン・スナイパー』などで描かれた市街戦から刷新感はないので、ちょっと食傷気味かも。マイケル・ケリー、今後前線に出張って来るかな
— moviestorage (@moviestorages) 2017年12月21日
『ウォーキング・デッド』、Amazonでも有料ながらすぐ見られるのか。Huluなら定額なんだろうけど。
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